【トレたま】オリガミハンドがワールドビジネスサテライトで紹介されました
1月11日にいよいよアイボが発売されましたね。
渋谷にアイボとふれあえるスペースなんかもできてにぎわっているようです。
ワールドビジネスサテライトでも発売当日の様子や、ユーザーなどの特集が組まれていました。
そして、番組の後半のトレたまで紹介されていたのが、NEDO(国立研究開発法人)が開発しているオリガミハンドと呼ばれる、ロボットハンドなんです。
ロボットハンドといえば、金属でできたものを創造しがちですが、これは指部分などが紙でできているんです。
指を動かす動力はモーターだけ、ワイヤーやネジも使用されておらず、まさに折り紙のように折られた指だけで、つかむものに合わせてつかみ方が変わる画期的なロボットハンドなんです。
紙で作られた大きな理由は、どれだけシンプルな構造にできるかを突き詰め、無駄をそぎ落としていった結果なんだそうです。
材料ではなく、構造に着眼点を置いたことにより、紙のロボットハンドができあがったとのこと。
こちらの会社は、金属でできたロボットハンドも作っているそうですが、金属部品が多いと、部分的な不具合や錆などが起こりやすいうえに、重量が重くなり、宇宙などで使う場合の障害があったそうです。
そこで、折り紙のアイデアから、シンプルかつ硬度のある構造を思いついたそうです。
シンプルなので、サイズも変えやすく、紙なので使い捨てで利用できるという利点があるそうです。特に衛生面が重要視される、食品関係や、医療関係で重宝されそうです。紙なのでリサイクルもできるから実用化されれば、本当に素晴らしいですよね。