【トレたま】エアリージャケットでロボットがフルパワーで長時間稼働できる
11月2日に放送された、ワールドビジネスサテライトのトレンドたまごで紹介されたのは、THK・ミズノが開発したロボットを冷却するためのウエア「エアリージャケット」でした。
THKの人型サービスロボット、シードノイド向けに開発された、吸気ファン付きの作業着。
建設現場や工事現場でファンの付いた服を着ているのを見たことがありますが、それのロボット版といったところですね。
人やパソコン、車と一緒でロボットも高温になると、機能の低下や機能停止、最悪故障につながってしまうそうです。
ずっと稼働していると高温になっていくので温度管理やクールダウンの時間が必要になるわけですが、「エアリージャケット」を利用すると温度がかなり劇的に下がるので長時間の連続稼働を実現しました。
番組での実験では、ウエアを着せたロボットは約10℃も低い温度で稼働していました。
これまでは温度が上がりすぎるのを防ぐため、出力を抑えて稼働させることもあったけど、このジャケットがあれば高出力で長時間の連続運転ができてしまうそうです
THKのシード・ノイドに合わせて受注生産
「エアリージャケット」は価格、発売日ともに未定です。
私はこのサービスロボットを見たことはありませんが、導入されているところではフルパワーで長時間稼働することができるので、めっちゃ重宝しそうですね。
ネットで見つけた気になる関連商品
散歩にお買い物でも使えるカジュアル空調服
腰にファンが付いた空調服といえば、工事現場などで作業をする人が着るものって思いがちですが、普通のデザインのものも多数でています。
フード付きの「空調風神服」は、普通のカジュアルウエアにしか見えません。
アウトドアやガーデニングなどはもちろん、お散歩やお買い物に出かけても違和感なく使えるデザインです。
バッテリー、ファンはウエアから外せるので、洗濯も可能だし、ウエアを買い替えることができるのもいいですよね。