【トレたま】色が変わる「セルロース液晶ゴム」が建築物の危険を察知する!?
11月16日に放送された、ワールドビジネスサテライトされたのは、東京理科大学が開発している圧力を加えると色が変わるゴム「セルロース液晶ゴム」でした。
カメレオンのように色が変わるこの技術は、外壁などに仕様すると、圧力がかかっている場所が色の変化で見ることができるので、構造の問題や老朽化などによって発生する構造物のひびなどの検出への応用が期待できます。
厚さ1㎜にも満たないペラペラのシートなんですが、この中には分子レベルのスプリングが入っていて、圧力が加わることにより、スプリングが縮んで、光を反射する波長が変わることで、色が変化するんだそうです。
主成分は、人体に害がなくリサイクルしやすい植物の「セルロース」が原料となっていて、低コストでの製造が可能だとういうことです。
今後は、圧力への応答性を高め、さらに小さな力の変化を可視化させ、企業と共同で3年程度での実用化を目指しています。
高速道路や高架線、新幹線の土台やトンネルなどに「セルロース液晶ゴム」を利用すると、定期検査もしやすくなるし、一般の人の目でも確認できるからいいかもって思いました。