【トレたま】リサイクルで注目される『光で粘弾性を制御できる易加工性ポリマー材料』
12月6日に放送された、ワールドビジネスサテライトのトレンドたまごで紹介されたのは、産業技術総合研究所が開発している、光で接着できて、さらに剥がすこともできる『光で粘弾性を制御できる易加工性ポリマー材料』でした。
トレたまキャスターは片渕茜アナウンサー
緑色の特定の波長の光で接着。紫色の紫外線で剥がすことが可能な接着剤。
難しいことはよくわかりませんが、仕組みは材料の中に色素が入っていて、それぞれの光を当てることで分子構造が変化することにより、硬さや柔らかさが変わるという性質を利用しているそうです。
見た目はすっごく薄いシート状で、普通のコピー用紙くらいか、それよりも薄い感じでした。
リサイクル効率が格段とあがる
スマートフォンなどの電化製品に使われている接着剤は、剥がすことを前提に設計されていないため分解が困難。
今までの代表的な接着剤のひとつだったホットメルト接着剤では、高温まで加熱して無理やり剥がす必要がありました。
熱の影響を受けやすい精密工学材料や医療用部材だと、リサイクルすることが非常に困難でしたが、『光で粘弾性を制御できる易加工性ポリマー素材』を利用すると、加熱しする必要がないので、簡単にリサイクルが可能となります。
もったいない精神の日本らしい開発ですが、限られた資源を大切にするのは世界的にもすごく需要がありそうです。
ネットで見つけた気になる関連商品
光で接着する超強力接着剤『BONDIC(ボンディック)』
剥がすことなんて考えない! とにかく強力な接着剤を求めている人にUVライトを4秒当てれば瞬時に硬化する『BONDIC(ボンディック)』なんていかがでしょうか?
プラスチック、金属、木材、石、レンガ、ガラス、セラミックなどあらゆる素材に接合可能。
液体プラスチック接着剤なので、今まで難しかった様々な接着、修復、成形がその場でスピーディーに簡単に行えます。
指に付いても安心ですよ。